機能
各バンクのS字区間を設定します。
書式
Ret = SmcWSetBankSSpeed( Id , AxisNo , BankNo , SSpeed )
引数
Id [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
SmcWInit 関数で取得したデバイスIDを指定します。
AxisNo [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
軸番号を指定します。
直線補間(もしくはバンク直線補間)動作時、軸番号には補間制御軸を指定してください。
BankNo [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
バンク番号を指定します。
SSpeed [ C, C++: double ] [ Python: ctypes.c_double ]
S字区間を設定します。単位は[PPS]です。
0 を指定した場合は、直線区間のないS字動作を行います(最大のS字動作)。
-1 を指定した場合は、デフォルト値を有効にします。
指定可能な範囲 : -1 , 0 , S字区間設定範囲
戻り値
Ret [ C, C++: long ] [ Python: ctypes.c_long ]
0 |
正常終了 |
0以外 |
異常終了 |
参照:エラーコード詳細
説明
デフォルト値は、400[pps]です。
SMC-2/4/8DL シリーズは、「BankNo = 1」固定です。
SmcWSetBankResolveSpeed
で設定した分解能により値は補正されます。
分解能 : 15[pps]の場合、405[pps]
SmcWSetBankSSpeed関数は、SmcWSetSAccelType関数でS字加速を「1 : 使用する」と設定している場合に有効です。
軸が動作中の場合、この関数は実行できません。
関連項目