機能
バンク/補間動作の開始準備とモータ動作タイプを設定します。
書式
Ret = SmcWSetBankReady( Id , AxisNo , MotionType)
引数
Id [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
SmcWInit 関数で取得したデバイスIDを指定します。
AxisNo [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
軸番号を指定します。
補間(もしくはバンク補間)動作時、軸番号には補間制御軸を指定してください。
MotionType [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
モータ動作タイプの設定を行います。
4 |
バンク動作(シングル) |
5 |
バンク動作(ループ) |
8 |
バンク動作(シングル) (三角駆動による目標速度補正時、加減速レートを変更せずに補正します) |
9 |
バンク動作(ループ) (三角駆動による目標速度補正時、加減速レートを変更せずに補正します) |
戻り値
Ret [ C, C++: long ] [ Python: ctypes.c_long ]
0 |
正常終了 |
0以外 |
異常終了 |
参照:エラーコード詳細
説明
本関数実行により、バンク/補間動作設定を確定します。
SmcWSetBankReady関数を実行した後は、SmcWMotionStart関数を実行するまで、動作パラメータを設定する関数(SmcWSetBankTargetSpeed関数など)は実行しないでください。
正常に動作しなくなる恐れがあります。
各種基本動作パラメータ取得関数は実行しても動作に影響ありません。
速度や加減速時間に対しての補正を確認する場合は、本関数実行後のタイミングで各種拡張動作パラメータ取得関数(SmcWGetBankTargetSpeed関数など)を実行してください。
SMC-2/4/8DL シリーズは、MotionType=4
(シングル)のみが設定可能です。
ループ動作を行うことはできません。
軸が動作中の場合、この関数は実行できません。
関連項目