SMC-4/8DF シリーズにはバンクメモリが搭載されています。
・移動距離、速度、加減速時間などの動作設定パラメータ群を一つのバンク(フレーム)として扱い、
連続する複数のバンクを、1軸あたり最大1024バンク(1024フレーム)分ボード内のメモリに保存します。
動作スタートをアプリケーションから実行後、2番目のフレームからはハード側の機能にて自動的に動作します。
・各バンクの各種動作設定は、ハードウェアで行いますので次動作切り替え時のアイドリング時間はほぼ0です。
従って、高効率なシステムが構築できます。
・多軸同期制御と組み合わせれば、多軸の連続的な補間制御が可能です。
バンク動作には、2種類あります。
SmcWSetBankNumberで設定した総バンク数をNとした場合、
■ シングル
1~Nバンクまで連続動作し、Nバンク目が終了した時点で動作を終了します。
■ ループ
1~Nバンクまで連続動作後、再度1バンク目から自動的に動作を開始します。
動作を停止するまで、永久に1~Nバンクのループ動作を実行します。