機能
各バンクの加速時間を設定します。
書式
Ret = SmcWSetBankAccelTime( Id , AxisNo , BankNo , AccelTime )
引数
Id [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
SmcWInit 関数で取得したデバイスIDを指定します。
AxisNo [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
軸番号を指定します。
直線補間(もしくはバンク直線補間)動作時、軸番号には補間制御軸を指定してください。
BankNo [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
バンク番号を指定します。
AccelTime [ C, C++: double ] [ Python: ctypes.c_double ]
加速時間を設定します。単位は[ms]です。
0 を指定した場合は、加速を行わず、瞬時に目標速度に設定します。
-1 を指定した場合は、デフォルト値を有効にします。
設定可能範囲 : -1 , 0 , 加速時間設定範囲
戻り値
Ret [ C, C++: long ] [ Python: ctypes.c_long ]
0 |
正常終了 |
0以外 |
異常終了 |
参照:エラーコード詳細
説明
デフォルト値は、加速時間:50[ms]です。
SMC-2/4/8DL シリーズは、「BankNo = 1」固定です。
SmcWSetBankStartSpeed および SmcWSetBankTargetSpeed (S字動作を使用する場合は、SmcWSetBankSSpeed )により値は補正されます。
デフォルト値を使用する場合は、本関数を実行する必要はありません。
軸が動作中の場合、この関数は実行できません。
関連項目