1.メディアコンバータには3種類の動作モード(仮想COMモード、透過モード、モデムモード)があります。
利用用途に合った動作モードを決定してください。
2.ハードウェアデバイス上のスイッチ設定で、動作モードと、機器IDを指定します。
詳細は、各デバイスのリファレンスマニュアルを参照してください。
3.使用電源、電源容量を確認します。
電源容量を超えている場合、正常に通信ができないことがあります。
使用電源や電源容量は、メディアコンバータによって異なります。
詳細は、各デバイスのリファレンスマニュアルを参照してください。
また、F&eIT I/OモジュールでCOMポートを増設している場合は、I/Oモジュールを含む消費電流が、電源容量を超えないように注意してください。
電源容量を超えている場合、正常に通信ができないことがあります。
詳細は、各I/Oモジュールのリファレンスマニュアルを参照してください。
4.指定した動作モードに沿って機器を構成し、ケーブル接続します。
仮想COMモードの機器構成と結線
透過モードの機器構成と結線
モデムモードの機器構成と結線
5.PCおよび、メディアコンバータの電源を投入します。
6.電源投入後は、PC上で設定ユーティリティを起動して、接続しているメディアコンバータが認識されていることを確認します。
設定ユーティリティは、メディアコンバータの設定を変更することができます。
また、設定ユーティリティで設定した内容は、メディアコンバータに保持させることができます。
メディアコンバータに保持させた内容は、次回、メディアコンバータの電源を再投入時にも有効となります。
7.サンプルプログラムを用いて動作確認をします。
仮想COMドライバのサンプル (仮想COMポートの動作確認用)
仮想COMプログラミングのサンプル
透過モードのサンプル
モデムモードのサンプル
8.アプリケーションの作成
利用する開発言語によって、アプリケーションの作成手順が異なります。
詳細は、[チュートリアル]
- [プロジェクト作成]を参考にしてください。
作成したアプリケーションを配布する際は、各々のPCにデバイスドライバのインストールすることをお薦めします。