メディアコンバータの動作モード

メディアコンバータには3種類の動作モード(仮想COMモード、透過モード、モデムモード)があります。
以下をご参考に、利用用途に合った動作モードを選択してください。

仮想COMモード

パソコンとLANで接続したメディアコンバータを、パソコン本体の標準COMポートとして使用するモードです。
パソコンから離れたRS-232C/422機器と通信する際に有効です。

仮想COMポートの場合は、最大32ポートまで同時に利用できます。
仮想COMプログラムの場合は、Socketなどのリソースが許す限り同時に利用できます。

 

透過モード

メディアコンバータ同士をLANで接続して使用するモードになります。
遠く離れたRS-232C/422機器同士を通信させる際に有効です。

最大254組まで同時に利用できます。

 

モデムモード

メディアコンバータ同士をLANで接続し、パソコンからモデムコマンドを送信して使用するモードになります。
N対Nの通信の場合に有効ですが、パソコン側に専用のアプリケーションを用意する必要があります。

最大254台までの通信が可能です。