モデムモード

モデムモードは、当社独自のプロトコルであるモデムコマンドにより、RS-232C/422機器のN対N通信ができるように設計されています。

モデムモードでは、透過モードと同様に、パソコン等のCOMポートとメディアコンバータをRS-232Cケーブルで接続し、LANを通じて他の場所にあるメディアコンバータにRS-232Cケーブルで接続された他の機器にアクセスします。

モデムモードではパソコン本体COMポートにアクセスするため、メディアコンバータ独自のドライバは使用しません。
パソコン本体や相手機器の通信条件(ボーレート、パリティ、ストップビット等)に合わせて、メディアコンバータに設定ユーティリティで設定してください。

メディアコンバータは、本体のロータリースイッチ(または、設定ユーティリティ)で、メディアコンバータの機器IDが指定できます。
モデムコマンドのプロトコルにより、自身の機器IDと相手の機器IDを指定して通信します。

 

■モデムモードの用途

モデムモードは弊社独自のプロトコルでの通信になります。
例えば、LANインターフェイスを持たずRS-232Cのみ持つ機器とのネットワークを介したN対Nの通信を、専用のプログラムを作成することで実現できます。

 

関連項目

モデムモードの機器構成と結線
[設定ユーティリティ] - [編集] - [基本設定]
モデムコマンド
サンプルプログラム
モデムモードでの注意事項
モデムモードの動作確認