機能
円弧補間の速度と座標位置を設定します。
書式
Ret = SmcWSetBankArcPoint( Id , AxisNo , BankNo , ArcSpeed , Center_X , Center_Y , End_X , End_Y)
引数
Id [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
SmcWInit 関数で取得したデバイスIDを指定します。
AxisNo [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
軸番号を指定します。
BankNo [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
バンク番号を指定します。
ArcSpeed [ C, C++: double ] [ Python: ctypes.c_double ]
円弧補間速度 (円弧上の動作速度) を設定します。開始速度(FL速度)での定速動作です。
Center_X [ C, C++: int ] [ Python: ctypes.c_int ]
円弧中心位置のX座標を相対座標で設定します。
Center_Y [ C, C++: int ] [ Python: ctypes.c_int ]
円弧中心位置のY座標を相対座標で設定します。
End_X [ C, C++: int ] [ Python: ctypes.c_int ]
円弧補間終了位置のX座標を相対座標で設定します。
End_Y [ C, C++: int ] [ Python: ctypes.c_int ]
円弧補間終了位置のY座標を相対座標で設定します。
戻り値
Ret [ C, C++: long ] [ Python: ctypes.c_long ]
0 |
正常終了 |
0以外 |
異常終了 |
参照:エラーコード詳細
説明
デフォルト値は、100[pps]です。
SMC-2/4/8DL シリーズ では使用できません。
円弧補間速度値は、SmcWSetBankResolveSpeed
で設定した分解能の倍数に値は補正されます。
【例】 分解能 : 15[pps]の場合、105[pps]
補間対象軸 ( X軸、Y軸 ) のうち片方の軸のみの設定で、設定が有効となります。
中心/終点座標は、始点からの相対座標位置を示します。
【例】 絶対座標位置:始点(60, 220)、中心(100,
250)、終点(70, 290)、半径50
とすると
相対座標位置:中心(40, 30)、終点(10, 70)
すなわち Center_X = 40, Center_Y = 30, End_X = 10, End_Y = 70,
となります。
軸が動作中の場合、この関数は実行できません。
関連項目