SmcWMotionChange


機能

軸のモータ動作変更を開始します。

 

書式

Ret = SmcWMotionChange( Id , AxisNo )

 

引数

Id [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]

SmcWInit 関数で取得したデバイスIDを指定します。

 

AxisNo [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]

軸番号を指定します。

 

戻り値

Ret [ C, C++: long ] [ Python: ctypes.c_long ]

0

正常終了

0以外

異常終了

参照:エラーコード詳細

 

説明

モータ停止中は実行できません。

軸が最終減速を行っている場合の速度変更はできません。

動作変更設定は、SmcWSetMotionChangeReady関数にて行います。

停止位置変更はPTP動作時のみ可能です。

SmcWSetMotionChangeReady関数にて
 ChangeType = 5 と設定した場合、関数実行タイミングによってリンク先のような動作となります。
 →停止位置変更

 ChangeType = 6 と設定した場合、関数実行タイミングによってPCS入力代行コマンドが実行され、リンク先のような動作となります。
 →停止位置変更

 

使用例

軸番号1のモータ動作変更を開始します。

 

C, C++

long Ret;

Ret = SmcWMotionChange( Id , 1);

 

Python

Ret = ctypes.c_long()

Ret.value = csmc.SmcWMotionChange( Id , 1)

 

関連項目

SmcWSetInitParam SmcWMotionStop