停止位置変更(目標位置のオーバーライド)

スタート位置を基準として目標位置を変更します。

 

目標位置のオーバーライド1

加速・定速動作中に新データを最初の目標位置より遠方に変更したら、そのままの速度パターンで動作し、新データ位置で位置決め完了になります。

減速中に新データを最初の目標位置より遠方に変更したら、その位置から目標速度まで再加速後、新データ位置で位置決め完了になります。

変更後の速度をFuとした時、再加速カーブは、「設定した開始速度値 = Fu」の場合の通常加速カーブと同一になります。

新データ位置をすでに通過している時、または減速中で最初の目標位置より手前に変更した時は、減速停止後に逆転して新データ位置で位置決め完了になります。

目標位置のオーバーライド2

PCS入力代行コマンド発行、またはPCS入力信号がONのタイミングから、

設定した移動量分の位置決め動作を行います。