機能
Z相カウント動作の動作設定を行います。
書式
Ret = SmcWSetZCountMotion( Id , AxisNo , ZMoveCount , ZLog )
引数
Id [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
SmcWInit 関数で取得したデバイスIDを指定します。
AxisNo [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
軸番号を指定します。
ZMoveCount [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
Z相カウント動作でのZ相カウント数を設定します。(設定範囲 1~16)
ZLog [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
Z相信号の入力信号論理設定
0:立下りエッジ
1:立上りエッジ
戻り値
Ret [ C, C++: long ] [ Python: ctypes.c_long ]
0 |
正常終了 |
0以外 |
異常終了 |
参照:エラーコード詳細
初期値
ZMoveCount |
1 : 1回カウント |
ZLog |
0 : 立下りエッジ |
説明
・SMC-2/4/8DL シリーズ では使用できません。
・本関数を実行すると、SmcWSetOrgMode関数で設定したZ相カウント数と、SmcWSetOrgLog関数で設定したZ相論理、それぞれの設定内容を書き換えます。
従って、SmcWSetOrgMode関数のOrgTypeに「
Z相を使用する(ORG + Z相)」を設定している場合、すなわち、原点復帰動作時にZ相を使用する場合は、
再度、SmcWSetOrgMode関数でのZ相カウント数設定と、SmcWSetOrgLog関数でのZ相論理設定を行い、SmcWSetInitParam関数を実行する必要があります。
本関数を実行せずに
SmcWSetReady関数(MotionType 6:Z相カウント動作)を実行した場合は、SmcWSetInitParam関数の実行によって反映されたZ相カウント数とZ相論理で動作します。
Z相カウント数のデフォルト値は「1」です。