
高機能版カウンタ搭載デバイス用のカウンタ機能を使用し、繰り返しサンプリング転送を行うサンプルです。
一回のみサンプリング転送を行いたい場合は、サンプリングサンプルを参照ください。
Infiniteサンプルのソースコードを閲覧/変更する際は、「サンプリングモードフローチャート」を参考にしてください。
このサンプルプログラムは、高機能版カウンタタイプのデバイス選定が必要です。
併用デバイスのカウンタタイプを確認する際は、「カウンタタイプ仕様」を参照してください。
本サンプルプログラムのイベント処理は、コールバック関数を利用しています。
設定ツールで設定したデバイス名を指定し、[CntInit]ボタンを押します。
[カウンタモード]ボタンを押しモード設定ダイアログを表示します。
カウンタモードを設定し[OK]ボタンを押します。
カウンタモード設定についての詳細は、カウンタ動作モード設定を参照してください。
カウンタモード項目についての詳細は、サンプリングモード設定を参照してください。

[条件設定...]ボタンを押しモード設定ダイアログを表示します。
サンプリング条件を設定し[OK]ボタンを押します。
サンプリング条件についての詳細は、サンプリング条件設定を参照してください。
転送個数イベント通知についての詳細は、サンプリングイベント通知を参照してください。

[転送スタート] ボタンを押します。
[転送ストップ] ボタンを押すと転送を終了します。
なお、転送データをファイルに記録していくため長時間サンプリングを続けるとデータファイルのサイズが大きくなります。
ただし、転送速度が速くファイルへのデータ記録が間に合わなかった場合はその時点でファイルへの記録は停止されます。
サンプリングが完了するとステータス欄に Stopped! と表示されます。
[取得データ...]を押すとサンプリングしたデータが表示されます。
[転送カウント]ボタンを押すと転送カウント欄に転送したデータ数が表示されます。
[転送ステータス]ボタンを押すとステータス欄に転送ステータスが表示されます。
[CntExit]でデバイスの使用を終了します。
[Exit]ボタンでプログラムを終了します。
■補足
転送中に "Overrun Error!" と表示されることがあります。
「指定個数サンプリング完了イベント通知」が発生時、すでにサンプリングバッファが上書きされていることが検出されると、このエラーが表示されます。
すでにサンプリングデータは無効となっているため、csvファイルへのデータ書き込みは行いません。
"Overrun Error!"が表示されても、サンプリング処理は継続します。
サンプリング転送を停止する場合は、[転送ストップ]ボタンを押してください。
利用しているPCのCPU処理速度では、サンプルプログラムに設定されている内部クロックを実現できません。
再度、[転送スタート]する場合は、内部クロックの値を大きくしてください。
クロック条件が外部クロックの場合は、外部からのクロック信号を遅くしてください。