カウンタタイプ仕様

搭載されている機能により、以下のタイプに分けられます。

 

通常版カウンタ

入力信号のカウント値やステータスを読み出すカウンタ動作に加え、カウント一致時に外部にパルスを出力することができます。

 

高機能版カウンタ

カウント値やステータスを読み出すカウンタ動作に加え、下記のようなハードウェアイベント機能を使用することができます。

 

- カウント一致カウンタエラー発生時に、制御出力信号から外部にパルスを出力する。

- カウント一致時に、カウント値のプリセット/ゼロクリアを行う

- 制御入力信号により、カウント値のプリセット/ゼロクリアする。
- 制御入力信号により、カウンタスタート/カウンタストップを行う。

- サンプリング機能の搭載(一部デバイスに限ります。)

 

 

各デバイスに搭載されている機能の一覧です。
 

製品型式

通常版カウンタ

高機能版カウンタ

カウンタ機能

カウント一致で

パルス出力 (*1)

カウント一致やエラーで

パルス出力 (*2)

カウント一致で

プリセット/ゼロクリア

制御入力信号で

プリセット/ゼロクリア

制御入力信号で

スタート/ストップ

サンプリング機能

CNT-3204IN-ETH
CNT-3204IN-USB

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CNT-3204MT-LPE
CNT-3208M-PE
CNT32-4MT(LPCI)

CNT32-8M(PCI)

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(*3)

CPI-CNT-3201I

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(*4)

CNT24-4(PCI)H

CNT24-4D(PCI)H

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CPS-CNT-3202I    (*5)

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CPSN-CNT-3201I    (*6)

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*1: CntSetPulseWidth関数で、ワンショットパルス幅を指定します。汎用出力として利用できません。

*2: CntSetOutputHardwareEvent関数で、ワンショットパルス幅を指定します。

*3: ハードウェアにバスマスタ転送機能が搭載されていますが、64ビットネイティブ設計されていません。このため、API-CNT(LNX)ではサンプリング機能が使えません。

*4: ハードウェアにサンプリング機能が搭載されていません。

*5: CPS-BXC200シリーズとの組み合わせで、かつ、64bit OSのみ対応しています。CPS-MCS341シリーズとの組み合わせは対応していません。

*6: CPSN-MCB271シリーズとの組み合わせで対応しています。CC-USB271シリーズとの組み合わせは対応していません。