機能
ワンショットパルス幅を設定します。
書式
Ret = CntSetPulseWidth ( Id , ChNo , PlsWidth )
引数
Id
[ C: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
CntInitで取得したデバイスIDを指定します。
ChNo
[ C: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
設定するチャネル番号を指定します。
CNT24-4(PCI)H, CNT24-4D(PCI)Hでは、全チャネルが同じパルス幅に設定されます。
PlsWidth
[ C: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
ワンショットパルス幅を係数で指定します。
係数は以下の表から選択します。
係数 |
パルス幅 |
0h |
0 |
1h |
約409.6μs |
2h |
約819.2μs |
3h |
約1.23ms |
4h |
約4.92ms |
5h |
約10.24ms |
6h |
約20.07ms |
7h |
約29.9ms |
8h |
約40.14ms |
9h |
約49.97ms |
Ah |
約60.2ms |
Bh |
約70.04ms |
Ch |
約80.28ms |
Dh |
約90.11ms |
Eh |
約100.35ms |
Fh |
約104.45ms |
戻り値
Ret [ C: long ] [ Python: ctypes.c_long ]
定義 |
値 |
意味 |
CNT_ERR_SUCCESS |
0 |
正常終了 |
CNT_ERR_DLL_INVALID_ID |
10001 |
無効なIDが指定されました |
CNT_ERR_DLL_CALL_DRIVER |
10002 |
ドライバを呼び出せません。(ioctlに失敗) |
CNT_ERR_DLL_MODE |
10100 |
モードが指定可能範囲外です |
CNT_ERR_SYS_MODE |
20100 |
モードが指定可能範囲外です |
CNT_ERR_SYS_CH_NO |
20201 |
チャネル番号が設定可能範囲外です |
その他のエラー(参照:エラーコード詳細)
初期値
係数=0
説明
カウント一致した時のワンショットパルス幅を指定します。
他のモードとは異なり、カウンタ動作中にモードを変更することも可能です。
「高機能版カウンタ搭載デバイス」の場合は、CntSetOutputHardwareEventを使用してください。
CNT24-4(PCI)H |
PulseWidthの値は、全チャネル共通となります。チャネル毎にPulseWidthを変更できません。 |
CNT24-4D(PCI)H |
PulseWidthの値は、全チャネル共通となります。チャネル毎にPulseWidthを変更できません。 |
CNT-3204MT-LPE |
対応していません。 CntSetOutputHardwareEventを使用してください。 |
CNT-3208M-PE |
対応していません。 CntSetOutputHardwareEventを使用してください。 |
CNT-3204IN-USB |
対応していません。 CntSetOutputHardwareEventを使用してください。 |
CPS-CNT-3202I |
チャネル毎にPulseWidthを設定できます。 |
使用例
C |
Ret = CntSetPulseWidth(Id,
ChNo, PlsWidth); |
Python |
Ret = ccnt.CntSetPulseWidth(Id,
ChNo, PlsWidth) |
関連項目
CntGetPulseWidth CntSetOutputHardwareEvent