通常版カウンターサンプル [counter]


外観


ソフトウェアのバージョンによっては外観が異なることがあります。

 

概略

任意のチャネル数でカウント値、ステータスの表示を行うサンプルです。

このサンプルプログラムは、通常版カウンタタイプのデバイスの選定が必要です。
併用デバイスのカウンタタイプを確認する際は、「カウンタタイプ仕様」を参照してください。

高機能版版カウンタタイプのデバイスを選定されている場合、「高機能版カウンターサンプル」を利用してください。

サンプル仕様   

※サンプルプログラムの初期値です。

プログラム名

./Counter/counter/counter

カウンタ動作モード

2相入力、1逓倍

クリアモード

非同期クリア

カウント方向

アップカウント

Z相使用

未使用

Z相論理

負論理

デジタルフィルタ

未使用 (0)

counterサンプルのソースコードを閲覧/変更する際は、「カウンタ機能フローチャート」を参考にしてください。

 

使用手順

1.希望するプログラム名を指定し、サンプルプログラム実行させると、デバイス名の入力待ちとなります。
  設定ツール(コンフィグレーション)で指定したデバイス名を指定してください。
  指定デバイスの利用開始することをデバイスドライバへ通知します。

  例えば、デバイス名に[CNT000]のデバイス名を指定すると、下記のようにCntInitの実行結果が表示されます。
  その後、外観のCUI(Character User Interface)メニューが表示されます。

  CntInitについては、「初期化と終了処理」を参考にしてください。

  

 

2.カウンタ動作モード設定

 カウンタ動作モードについては、「カウンタ動作モード設定」を参考にしてください。

 ・CUIメニューから、[(1).設定]をコマンド選択すると、カウンタ動作モードを指定することができます。
  [(1).設定]を選択すると、下記のように使用するチャネル数の入力待ちとなります。

 ・使用するチャネル数を数字入力すると、Z相使用方法の設定のコマンド指定待ちとなります。

 ・Z相使用方法の設定でコマンド指定すると、CntSetZModeが実行されます。
  例えば、[(1).未使用]をコマンド指定すると、下記のようにCntSetZModeの実行結果が表示されます。
  その後、Z相論理の設定の入力待ちとなります。

 ・Z相論理の設定でコマンド指定すると、CntSetZLogicが実行されます。
  例えば、[(2).負論理]をコマンド指定すると、下記のようにCntSetZLogicの実行結果が表示されます。
  その後、外部信号源の設定の入力待ちとなります。

 ・外部信号源の設定でコマンド指定すると、CntSelectChannelSignalが実行されます。

  指定できる外部信号源の設定は、併用するデバイスによって異なります。
  詳細は、CntSelectChannelSignalの関数仕様を参照ください。

  例えば、[(1).フォトカプラ]をコマンド指定すると、下記のようにCntSelectChannelSignalの実行結果が表示されます。
  その後、カウント方向の設定の入力待ちとなります。

 ・カウント方向の設定でコマンド指定すると、CntSetCountDirectionが実行されます。
  例えば、[(2).アップカウント]をコマンド指定すると、下記のようにCntSetCountDirectionの実行結果が表示されます。
  その後、デジタルフィルタ係数の入力待ちとなります。

 ・デジタルフィルタ係数を数字指定すると、CntSetDigitalFilterが実行されます。
  例えば、0を数字指定すると、下記のようにCntSetDigitalFilterの実行結果が表示されます。
  その後、動作モードの設定の入力待ちとなります。

 ・動作モードの設定でコマンド指定すると、CntSetOperationModeが実行されます。
  例えば、[(2).2相入力]、[(1).1逓倍]、[(1).非同期クリア]を、順にコマンド指定すると、下記のようにCntSetOperationModeの実行結果が表示されます。
  その後、CUIメニューが再度表示され、コマンド指定待ちとなります。

 

4.カウント開始

 カウンタ動作については、「カウンタ動作」を参考にしてください。

 ・CUIメニューから、[(2).CntStartCount]をコマンド選択すると、カウント開始します。

  [(2).CntStartCount]を選択すると、下記のようにCntStartCountの実行結果が表示されます。
  その後、CUIメニューが再度表示され、コマンド指定待ちとなります。

 

5.カウント値取得

 カウンタ動作については、「カウンタ動作」を参考にしてください。

 ・CUIメニューから、[(3).CntReadCount]をコマンド選択すると、現在のカウント値が取得できます。

  [(3).CntReadCout]を選択すると、下記のようにCntReadCountの実行結果が表示されます。
  その後、CUIメニューが再度表示され、コマンド指定待ちとなります。

 

6.カウント停止

 カウンタ動作については、「カウンタ動作」を参考にしてください。

 ・CUIメニューから、[(6).CntStopCount]をコマンド選択すると、カウント停止します。

  [(6).CntStopCount]を選択すると、下記のようにCntStopCountの実行結果が表示されます。
  その後、CUIメニューが再度表示され、コマンド指定待ちとなります。

 

7.プログラムの終了処理

 ・[(q). 終了]をコマンド選択すると、サンプルプログラムが終了します。