DncDaqは、当社デバイスの制御を行い、取得したデータを各コンポーネントに連携するコンポーネントです。
当社デバイスを簡単に利用頂くため、設定だけでデバイスからデータを取得し、コンポーネントにデータを表示したり、コンポーネントに入力した値をデバイスに出力できる「データ連携機能」を備えます。
以下にデータ連携機能のイメージを示します。
データ連携機能では、主に以下の設定を実施頂く必要があります。
デバイス設定
使用するデバイスを選択し、デバイス固有の設定を実施します。
AIOデバイス:入力/出力レンジ、デジタルフィルタ設定、サンプリング設定等
DIOデバイス:デジタルフィルタ設定、入出力方向切り替え、エッジ設定等
CNTデバイス:カウント設定(カウント方向、相数、逓倍、)や、カウント開始・停止、カウント比較一致設定等
タイミング設定
1000msec周期でのタイミングやボタンクリックで発生するタイミング等、タイミングイベントを発生させる設定を行います。
DncDaqでは、発生したタイミングイベントに連動し、デバイスからデータ入力/出力を実施します。
入力タスク設定
各コンポーネント(ランプやラベルなど)にデバイスから取得したデータを連携させる設定です。
指定されたタイミングに、選択されたデバイスからデータを取得して、設定コンポーネントにデータを連携します。
出力タスク設定
各コンポーネント(ボタンやテキストボックスなど)から取得したデータをデバイスに連携させる設定です。
指定されたタイミングに、選択されたコンポーネントからデータを取得して、設定デバイスにデータを連携します。
DncDaqコンポーネントは、最大16台のデバイスを管理します。
但し、一つのプロジェクトにつき追加できるDncDaqは一つまでとなりますので、ご了承ください。