ソフトウェアの初期設定

ソフトウェアの初期設定

API関数ライブラリでは実行環境を認識するための最初の設定が必要です。
これをAPI関数ライブラリの初期設定と呼びます。

 

[詳細設定]タブ  (API-GPIB(98/PC)専用)

  1. デバイスマネージャーを起動します。
    インストールしたデバイスは、CONTEC Devicesツリー下に登録されています。
     

  2. CONTEC Devicesツリーを展開し、設定したいハードウェアを選択してマウスの右ボタンをクリックします。
    プルダウンメニューから、[プロパティ(R)]を選択します。

     

  3. 指定デバイスのプロパティ画面が表示されます。
    詳細設定は、[詳細設定]タブで行います。
    [詳細設定]タブ内の設定には、管理者(Administrator)権限が必要です。
    image\詳細設定GPIB.gif

    以下、各項目の設定内容です。

    設定項目

    補足

    API-GPLV(W32)使用

    API-GPIB(98/PC)の関数を利用する場合、チェックしないでください。

    GPIBコマンド・データ間のウェイト時間

    送受信GPIBコマンド・データ間に設定されたウェイト時間を指定します。

    通常は0から変更する必要はありません。
    指定範囲は、0 ~ 65535です。

    ドライバNo.

    複数枚のGPIBデバイスを利用する場合に使用します。

    当社製GPIBデバイスを1枚使う場合は、「ドライバNo.」を変更する必要はありません。

    複数枚のボードを利用する場合は、他の当社製GPIBボードの「ドライバNo.」と重複しないように設定してください。
    詳細は、「複数枚のボードを同時に使用するには」を参照ください。

    転送モード

    FIFOを選択してください。

    My Address

    お客様のご利用予定にあわせて設定してください。

    Master/Slave

    お客様のご利用予定にあわせて設定してください。

    ステート移行禁止時間

    お客様のご利用予定にあわせて設定してください。


  4. 設定完了後、[OK]をクリックし、プロパティ画面を閉じます。
    これでソフトウェアの初期設定は完了です。