DncDataSet設定パネル


DncDataSetコンポーネントは、Visual Studio標準のプロパティウインドウからも設定することが可能ですが、専用の設定画面を用意しています。
設定画面の表示は、コンポーネントのプロパティを設定するをご覧ください。

本設定パネルより、バッファタイプやバッファに格納されるデータ型、バッファサイズを設定頂くことが可能です。

  

 

①タスク設定反映ボタン

DncDaqの入力タスク設定、もしくはDncFFTのデータ連携設定でDncDataSetを参照している場合に有効となります。
入力タスク設定に応じて、DncDataSetを自動設定します。

参照コンポーネント

入力タスク設定

/データ連携設定

対応するDncDataSet設定設定

設定内容

DncDaq

サンプリング設定

格納モード

有効時:FIFO
無効時:変数

アクセスタイプ

データ型

Analog:float
AnalogBinary:int32
DigitalBit/DigitalPort:byte

参照チャネル/ビット/ポート

データセット単位

チャネル数、ビット数、ポート数に応じてデータセット単位が設定されます。

DncFFT

-

格納モード

FIFO になります。

-

データ型

float になります。

サンプリングチャネル数

データセット単位

<連携タイプが、FFT/DFT演算結果の場合>

"サンプリングチャネル数 +1"が設定されます。

"周波数"に続き、チャネル毎のパワースペクトラムが格納されます。

 

<連携タイプが、スムージングデータ or 演算無しの場合>

"サンプリングチャネル数 "が設定されます。

 

②参照タスクNo.

   タスク連携されるDncDaqのTaskNo.を示します。

 

③格納モード

   DncDataSetのバッファモードを指定します。

項目

説明

FIFO

DncDataSetをFIFOバッファモードで動作させます。

RING

DncDataSetをRINGバッファモードで動作させます。

変数

DncDataSetを変数モードで動作させます。

 

④データ型

項目

説明

int32

int32型のバッファを用意します。

float

float型のバッファを用意します。

byte

byte型のバッファを用意します。

 

⑤データセット単位

バッファに書き込むデータ単位を指定します。
データセット単位のイメージについては、基本的な使い方を参照ください。

 

⑥バッファサイズ

用意されるバッファサイズを指定します。

 

⑦バッファ単位

バッファ単位をx1,x1000,x1000000から選択します。

 

⑧使用メモリサイズ

作成されるバッファの総容量を示します。(表示のみの項目です。)

使用メモリサイズ = ⑤データセット単位 × ⑥バッファサイズ × ⑦バッファ単位 × ④データ型(int32、float型は4Byte換算)

 

⑨イベント発生データ格納数(データセット単位)

データ格納イベントを発生させる個数をデータセット単位で設定します。
本設定が0の場合はデータ格納イベントは発生しません。

 

⑩設定エクスポートボタン

編集中の設定情報をiniファイル形式(xxx.ini)で保存するダイアログを表示します。

 

⑪設定インポートボタン

読み込むiniファイル形式(xxx.ini)を指定するダイアログを表示します

 

⑫OKボタン

設定を保存して設定画面を閉じます。

 

⑬キャンセルボタン

設定を保存せずに設定画面を閉じます。