動作モード


DncDataSetの動作モードについて以下に示します。

 

■DncDataSet動作モード

DncDataSetをFIFO(First In First Out)バッファとして機能させるモードです。
FIFOバッファモードでは、データ追加が常に最後に追加したデータの後に続いて行われ、バッファからのデータ読み込みは常に一番古いデータから行われます。

■FIFOバッファモード書き込みイメージ

     

 

■FIFOバッファモード読み込みイメージ

        


DncDataSetをRINGバッファとして機能させるモードです。
データは順次書き込まれていき、バッファ上限を超えてデータを追加するときは古いデータを上書きして格納します。
データの読み込みは、最終データ位置を基準にして行われます。
常時データ取得しておき、何かしらのイベント前後の値を取得したい場合等にご利用ください。

 

■RINGバッファモード書き込みイメージ


            ※DncDataSetのバッファ容量が9データの前提です。

 

■RINGバッファモード読み込みイメージ

        

 

DncDaqから連携されたデータの最新値を常に保持するモードです。
単純に連携データをコードから取得したい場合等にご利用ください。

※プロパティから変数にアクセスするイメージで、データ取得/書込が可能です。