機能
スレーブ機器の一次アドレス、二次アドレスを元にスレーブ機器を特定するイクウィップメントID(EqpID)を取得します。
この関数の実行後、EqpIDを使用した関数実行が可能になります。
書式
Ret = GpibSetEquipment ( DevId, EqpId, PrmAddr, ScdAddr, Delim)
引数
DevId [ VB.NET: Short ][ C, C++: short ][ C#: short ]
DevIDを指定します。
EqpId [ VB.NET: Short ][ C, C++: short * ][ C#: out short ]
EqpIDを指定します。
PrmAddr [ VB.NET: Short ][ C, C++: short ][ C#: short ]
0 ~ 30 |
スレーブ機器の一次アドレス |
ScrAddr [ VB.NET: Short ][ C, C++: short ][ C#: short ]
0 |
指定なし |
96 ~ 126 |
スレーブ機器の二次アドレス |
Delim [ VB.NET: Short ][ C, C++: short ][ C#: short ]
データの最後に付加するデリミタを指定します。
0 |
使用しない |
1 |
CR+LF |
2 |
CR |
3 |
LF |
4 |
予約 |
戻り値
Ret [ VB.NET: Integer ][ C, C++: long ][ C#: int ]
0 |
正常終了 |
10001 |
無効なIDが指定された |
10002 |
ドライバを呼び出せません |
10453 |
PrmAddrが指定範囲外 |
10454 |
ScrAddrが指定範囲外 |
10455 |
Delimが指定範囲外 |
10462 |
EqpIdのポインタがNULLです |
10473 |
デバイスがスレーブ(非コントローラ)の時に、マスタ(コントローラ)用の関数を実行しました |
20492 |
強制終了キーによる終了 |
20494 |
タイムアウト |
20495 |
接続機器なし(GPIBエラー) |
20497 |
他にマスタ機器が存在 |
初期値
なし
説明
GpSetEquipment関数内では初期化後GpibSendIFCを実行していない場合は自動的にIFCを送出します。
また、指定されたスレーブ機器を自動的にリモートモードに移行させます。
使用例
スレーブ機器の設定状態を、一次アドレス:1・二次アドレス:未使用・デリミタ:CR+LFとしたEqpIDを取得します。
C言語 |
short EqpId, PrmAddr, ScrAddr, Delim; PrmAddr = 1; ScrAddr = 0; Delim = 1; Ret = GpibSetEquipment ( DevId, &EqpId, PrmAddr, ScrAddr, Delim); |
関連項目