GpibInit


機能

ファイルをオープンし、デバイスを使用可能にします。
デバイスにアクセスするには、まずこの関数を実行する必要があります。

書式

Ret = GpibInit ( DeviceName , DevId )

引数

DeviceName [ VB.NET: String ][ C, C++: char * ][ C#: string ]

設定ツールで設定したデバイス名を指定します。

DevId [ VB.NET: Short ][ C, C++: short * ][ C#: out short ]
デバイスIDを受け取る変数のアドレスを指定します。
以降の関数は、この変数に格納された値を用いてアクセスできます。

戻り値

Ret [ VB.NET: Integer ][ C, C++: long ][ C#: int ]

 

0

正常終了

1

リソースの取得に失敗しました

2

割り込みルーチンの登録に失敗しました

3

メモリの割り当てに失敗しました

10000

登録されていないデバイス名が指定されました

10002

ドライバを呼び出せません

10003

ファイルのオープンに失敗しました

10161

DeviceNameにデバイス名が格納されていません

10162

DevIdのポインタがNULLです

初期値

なし

説明

この関数は、アプリケーションの開始時に実行します。

使用例

デバイス"Gpib000"を初期化して、DevIdを取得します。

C言語

long Ret;

short DevId;

Ret = GpibInit ( "Gpib000" , &DevId );

関連項目

GpibExit