GpibSendIFC

機能

全ての機器のトーカ・リスナ・コントローラの状態を初期状態にするライン（IFC）を送出します。

書式

Ret = GpibSendIFC ( Id, IfcTime )

引数

Id [ VB.NET: Short ][ C, C++: short ][ C#: short ]

DevIDまたはEqpIDを指定します。

どちらを指定しても動作は変わりません。

IfcTime [ VB.NET: Short ][ C, C++: short ][ C#: short ]

IFC送出時間を設定します。

1　～　255

IFC送出時間（値×100[μsec]）

戻り値

Ret [ VB.NET: Integer ][ C, C++: long ][ C#: int ]

0	正常終了
10001	無効なIDが指定された
10002	ドライバを呼び出せません
10552	IfcTimeが指定範囲外です
20573	マスタ（コントローラ）でない時にアドレスを伴う通信を行いました

初期値

なし

説明

通常IfcTimeの値は1で問題ありません。

コントローラの状態を変更していない場合は、UNL・UNTコマンドを送信した場合と同様の動作です。

コントローラの状態を変更している場合は、マスタ（システムコントローラ）以外の機器がスレーブ（非コントローラ）の状態になります。

スレーブ機器を初期状態（電源投入時）にする場合はGpibSendDeviceClearを使用してください。

使用例

IFCを１μ秒送出します。

C言語	short IfcTime; IfcTime = 1; Ret = GpibSendIFC ( Id, IfcTime );