setting

■目次

  1. メインメニュー

  2. 入出力パルス設定

  3. 汎用入出力設定

  4. 入出力論理設定

  5. 原点復帰設定

  6. クリア信号幅設定

  7. ラッチクリア設定

 

1.メインメニュー

■使用関数

初期設定関数( SmcWSetPulseType SmcWSetEncType )

■概要

初期設定関数を使用して初期設定を行います。

■使用方法

・デバイス名を設定します。

・「軸の変更」メニューで動作する軸を設定します。

入出力パルス設定

・汎用入出力設定

制御入出力信号論理設定

原点復帰設定

・ERC/ALMクリア信号設定

LTC/CLR信号設定

・「設定の反映」メニューで現在の初期設定内容をボードに反映します。

・「SmcWSetInitParam関数実行状態の取得」メニューでSmcWSetInitParam関数実行状態を取得します。

・設定が有効でない場合は、戻り値とエラーの内容が表示されますので、その対応を確認してから、再度実行してください。

 

2.入出力パルス設定

■使用関数

初期設定関数SmcWSetPulseType SmcWSetSAccelType SmcWSetEncType

■概要

初期設定関数を使用して、パルス出力モード、エンコーダ入力形式を設定します。

■使用方法

・パルス出力モード設定(パルス出力モードを設定します。)SmcWSetPulseType関数

共通パルス方式 OUT:負論理,DIR+:High,DIR-:Low

共通パルス方式 OUT:正論理,DIR+:High,DIR-:Low

共通パルス方式 OUT:負論理,DIR+:Low,DIR-:High

共通パルス方式 OUT:正論理,DIR+:Low,DIR-:High

2パルス方式 :負論理

2パルス方式 :正論理

90度位相差モード OUT:進み信号. DIR:遅れ信号

90度位相差モード OUT:遅れ信号. DIR:進み信号

・DIR変化方向の遅延設定 (SmcWSetPulseType関数)

共通パルス方式設定時、DIR変化の変化によって方向が変化する際に200[μsec]のウェイト(遅延)を

パルス出力前に挿入します。(共通パルス方式の場合のみ有効)

・S字加減速の使用設定(S字加減速の使用有無を設定します。)SmcWSetSAccelType関数

・エンコーダ入力パルス設定(エンコーダタイプ) SmcWSetEncType関数

A/B (90度位相差) 1逓倍

A/B (90度位相差) 2逓倍

A/B (90度位相差) 4逓倍

U/Dの2パルス入力

使用しない

 

3.汎用入出力設定

■使用関数

初期設定関数( SmcWSetCtrlTypeOut SmcWSetCtrlTypeIn SmcWSetInFilterType SmcWSetSDMode )

■概要

出力3点、入力7点の入出力を設定します。

■使用方法

・出力設定(出力を設定します) SmcWSetCtrlTypeOut関数

汎用出力

アラームクリア信号

偏差カウンタクリア信号(ERC)

出力パルスカウンタカウント一致信号(CP1)

エンコーダカウンタカウント一致信号(CP2)

ホールドオフ信号

・入力設定(入力を設定します) SmcWSetCtrlTypeIn関数

汎用入力として使用

アラーム(ALM)信号入力として使用

サーボドライバの位置決め完了(INP)信号入力として使用

減速(減速停止)(SD)信号入力として使用

LTC信号入力として使用(COUNTER1~2(SMC-4/8DF シリーズ では1~4)の値をラッチします。)

PCS信号入力として使用(この信号入力で位置決め動作を開始します。(目標位置のオーバーライド2用))

CLR信号入力として使用(COUNTER1~4の内、指定したカウンタをリセットします。SMC-2/4/8DL シリーズ ではIN6固定。CLR信号設定不可)

・入力フィルタ設定(±LIM、SD、ORG、ALMINPの入力フィルタを設定します。) SmcWSetInFilterType関数

フィルタを挿入しない

3.2[μsec]

25[μsec]

200[μsec]

1.6[msec]

・SD信号入力の動作設定(SD信号入力時の動作を設定します。) SmcWSetSDMode関数

減速停止

減速のみ(開始速度で定速動作します)

 

4.入出力論理設定

■使用関数

初期設定関数( SmcWSetCtrlInOutLog )

■概要

初期設定関数を使用して入出力信号の論理(正論理/負論理)の設定を行います。

■使用方法

・Out Logic(出力信号の論理を設定します。) SmcWSetCtrlInOutLog関数

正論理

負論理

・In Logic(入力信号の論理を設定します。) SmcWSetCtrlInOutLog関数

正論理

負論理

・Limit Logic(リミット信号の論理を設定します。) SmcWSetCtrlInOutLog関数

正論理

負論理

 

5.原点復帰設定

■使用関数

初期設定関数SmcWSetOrgMode SmcWSetOrgLog

■概要

初期設定関数を使用して、原点復帰動作の設定を行います。

■使用方法

・原点復帰形式 SmcWSetOrgMode関数

Z相の使用有無の設定(Z相の使用有無を設定します。)

原点復帰時のZ相の数の設定(原点復帰時のZ相の数を設定します。)

(設定範囲 1~16)

Z相の使用有無の設定で「使用しない」を選択した場合は、無効となります。

原点復帰時の原点突入方向の設定(原点復帰時の原点突入方向を設定します。)

未指定

正方向 (CW)

負方向 (CCW)

・原点入力論理(ORGで使用する信号の論理を設定します。) SmcWSetOrgLog関数

ORG信号の論理設定

Z信号の論理設定

・リミット反転の有無の設定(リミット反転の有無を設定します。)SmcWSetOrgMode関数

LIM信号反転無効

LIM信号反転有効

 

6.クリア信号幅設定

■使用関数

初期設定関数 ( SmcWSetErcAlmClearTime SmcWSetErcMode )

■概要

初期設定関数を使用してクリア信号の幅等を設定します。

■使用方法

・偏差カウンタクリア信号(ERC)の自動出力設定

LIM、ALM信号入力による停止時

ERC信号を出力しない

ERC信号を自動出力

原点復帰動作完了時

ERC信号を出力しない

ERC信号を自動出力

・偏差カウンタクリア信号幅設定

12[μsec]

102[μsec]

408[μsec]

1.6[msec]

13[msec]

52[msec]

104[msec]

レベル出力

・偏差カウンタクリア信号OFFタイマ時間設定

0[μsec]

12[μsec]

1.6[msec]

104[msec]

・アラームクリア信号幅設定

12[μsec]

102[μsec]

408[μsec]

1.6[msec]

13[msec]

52[msec]

104[msec]

 

7.ラッチクリア設定

■使用関数

初期設定関数 ( SmcWSetCounterMode )

■概要

初期設定関数を使用してラッチクリアを設定します。

■使用方法

LTC

・LTCクリアカウンタ設定

カウンタをクリアしない

出力パルスカウンタをクリア

エンコーダカウンタをクリア

出力パルスカウンタおよびエンコーダカウンタをクリア

・LTCモード設定

ラッチ機能を使用しない

出力パルスカウンタをラッチ

エンコーダカウンタをラッチ

出力パルスカウンタおよびエンコーダカウンタをラッチ

CLR

・CLRクリアカウンタ設定

カウンタをクリアしない

出力パルスカウンタをクリア

エンコーダカウンタをクリア

出力パルスカウンタおよびエンコーダカウンタをクリア