機能
原点復帰動作に伴うZ相カウント動作時のZ相カウント数、もしくはZ相カウント動作時のZ相カウント数を取得します。
書式
Ret = SmcWGetZCount( Id , AxisNo , ZMoveCount )
引数
Id [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
SmcWInit 関数で取得したデバイスIDを指定します。
AxisNo [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
軸番号を指定します。
ZMoveCount [ C, C++: short * ] [ Python: ctypes.POINTER(ctypes.c_short) ]
現在のZ相カウント数を格納する変数のアドレスを指定します。
戻り値
Ret [ C, C++: long ] [ Python: ctypes.c_long ]
0 |
正常終了 |
0以外 |
異常終了 |
参照:エラーコード詳細
説明
Z相が検出されるまでは、SmcWSetOrgMode関数のZCount、もしくはSmcWSetZCountMotion関数のZMoveCountで設定された値(Z相カウント数)
が格納されます。
従って、Z相カウント数を「1」で設定している場合、取得値は変化しません。
また、動作中にリミットや動作停止関数を実行した場合も上記値 (Z相カウント数) が格納されます。
デバイス動作中での実行が可能です。
使用例
軸番号1のZ相カウント数を取得します。
C, C++
long Ret;
short ZMoveCount ;
Ret = SmcWGetZCount( Id , 1, &ZMoveCount );
Python
Ret = ctypes.c_long()
ZMoveCount = ctypes.c_short()
Ret.value = csmc.SmcWGetZCount( Id , 1, ctypes.byref(ZMoveCount) )
関連項目