機能
速度分解能を設定します。
書式
Ret = SmcWSetResolveSpeed( Id , AxisNo , ResolveSpeed )
引数
Id [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
SmcWInit 関数で取得したデバイスIDを指定します。
AxisNo [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
軸番号を指定します。
ResolveSpeed [ C, C++: double ] [ Python: ctypes.c_double ]
速度分解能の値を設定します。
-1 を指定した場合は、デフォルト値を有効にします。
速度分解能設定範囲は以下の通りです
SMC-2/4/8DL シリーズの場合: -1, 0.29296875~600
SMC-4/8DF シリーズの場合: -1, 0.0732421875~100
戻り値
Ret [ C, C++: long ] [ Python: ctypes.c_long ]
0 |
正常終了 |
0以外 |
異常終了 |
参照:エラーコード詳細
説明
デフォルト値は、分解能:1[pps]です。
デフォルト値を使用する場合は、本関数を実行する必要はありません。
速度分解能は動作中に変更することはできません。
これは使用LSIの仕様です。
そのため、動作中に速度分解能を設定し、下記関数にてモータ動作を変更しても、
速度分解能は反映されません。
・SmcWSetMotionChangeReady
・SmcWSetMotionChange
使用例
軸番号1の速度分解能を1に設定します。
C, C++
long Ret;
double ResolveSpeed ;
ResolveSpeed = 1;
Ret = SmcWSetResolveSpeed( Id , 1, ResolveSpeed );
Python
Ret = ctypes.c_long()
ResolveSpeed = ctypes.c_double()
ResolveSpeed.value = 1
Ret.value = csmc.SmcWSetResolveSpeed( Id , 1, ResolveSpeed )
関連項目