割り込みとトリガの使い分け

割り込み機能とトリガ監視機能は似通った機能(エッジ検出)ですが、それぞれ以下のような特徴があります。

・割り込み機能
 信号変化を取りこぼしにくい
 CPUに負荷をかけない
 トリガ監視機能と比較すると応答速度が早い

・トリガ監視機能
 立上りと立下りの両方を同時に監視することができる
 割り込みが使えない入力端子で使用できることがある

両方の機能が使用できるデバイスの場合、基本的には割り込み機能の使用をお勧めします。
立上りと立下りの両方のエッジを検出したい場合や、使用する入力端子が割り込み機能に対応しない場合、トリガ機能の利用を検討ください。

また、エッジ検出には、アプリケーション内で(最小限のスリープを入れて)入力関数をループ実行することで信号変化を検出する方法(ポーリング)もあります。
CPUに負荷がかかりますが、割り込みやトリガ機能に対応していないデバイスでエッジ検出を行いたい場合や、信号変化に対する応答性を最優先したい場合は、こちらの方法をご検討ください。

 

関連項目

割り込み トリガ機能 割り込み通知にかかる時間