トリガ機能とは、OSの持つタイマを使用して、デジタル入出力ボードの入力ビットを監視し、
変化のあったビットについて変化したことをアプリケーションに通知する機能を指します。
タイマ監視の周期と精度は、OSの持つ機能に左右されます。
トリガ機能を使用することで、アプリケーションはビット監視や比較のロジックを持つ必要がなくなります。
異なるビットが監視周期中で同時に変化した場合、通知は下位のビット(論理ビット0)から順に行われます。
割り込み機能と比較するとトリガ機能は応答速度や精度が劣るため、
立ち上がりと立ち下がりの両方に応答する必要があるなどの特殊な場合以外、
割り込み機能が使用できるビットに対してトリガ機能を使用するメリットはあまりありません。
関連項目
割り込み 割り込みとトリガの使い分け 割り込み通知にかかる時間