当社デジタル入出力ボードの場合、割り込みとは入力ビットの立ち上がりもしくは立下りを割り込みで通知する機能を示します。
割り込みとして使用可能な入力ビットの位置と数は、デバイスによって異なります。
詳細は、各デバイスのハードウェア仕様をご覧ください。
また、現行のデバイスでは、割り込み論理は立ち上がりもしくは立下りのどちらか一方になります。
ソフトウェアのパラメータであるDIO_INT_RISE、DIO_INT_FALLは、それぞれ入力値の0→1、入力値の1->0を表します。
電圧レベルからみた場合、ボードが正論理であるか負論理であるかによって、立ち上がり、立下りが異なりますので、ご注意ください。
応答速度はCPU、OSバージョン等により異なることが考えられますし、数μsecでの高速応答は出来かねますので、ご了承ください。
また、ほかのソフトウェア処理の影響も受けるため、応答速度は一定にはなりません。
より高速に入力信号の変化を検出されたい場合は、ポーリング(ループで入力し続け変化を待つ)をテストしてみてください。多少改善する可能性があります。
より正確なタイミングで、データ収集を行う必要がある場合には、PIO-32DM(PCI)のようにバスマスタ機能を持つデバイスの使用を検討してください。
関連項目
トリガ機能 割り込みとトリガの使い分け 割り込み通知にかかる時間