インストール

モジュールをコンパイルする際には、Linuxのカーネルヘッダが必要になります。
事前にカーネルヘッダのインストールを行ってください。

ライブラリのインストールパスを/usr/local/lib等に変更したい場合は、あらかじめ Makefileを見てインストール先を変更しておいてください。
インストールはroot権限で行ってください。

 

ダウンロードした圧縮ファイルを展開します

本デバイスドライバは、圧縮ファイル形式で提供されています。
シェルから下記のようなコマンドを実行すると、ファイル展開できます。

下記のXXXはドライバのバージョンです。
展開するファイル構成の詳細は、「ファイル構成」トピックを参照ください。

# tar xvfz ccntXXX.tgz
................

 

makeを実行し、ドライバをインストールする準備を行います

# cd contec/ccnt
# make
................
# make install
................

 

HATサイズのCPIシリーズデバイスを利用する場合は、I2Cデバイスの設定を行う必要があります

設定方法は、「I2Cデバイスの設定を行う」を参照ください。

CPIシリーズ以外のデバイスを利用する場合は、I2Cデバイスの設定は必要ありません。
次のステップに進んでください。

 

設定ツール(コンフィグレーション)で使用するボードの設定を行います

使用するデバイス名を設定し、設定を保存してください。
設定保存しないと、ドライバ起動スクリプトを正常に実行できません。

設定ツール設定の詳細は、「設定ツール(コンフィグレーション)」トピックを参照ください。

# cd config
# ./config
..... 以下設定 .........

 

ドライバ起動スクリプトによりドライバを起動します

# ./contec_cnt_start.sh

ドライバの起動と停止は contec_cnt_start.sh とcontec_cnt_stop.sh で行います。
システム起動時に毎回ドライバを起動する場合は、/etc/rc.d/rc.local等に、起動 スクリプトの処理内容を記述してください。