ステップ14:状態監視

変換開始後、デバイスの様々な動作状態を監視する事ができます。

 

ステータス

AioGetAiStatus関数でデバイスのステータスを監視する事ができます。

Ret = AioGetAiStatus ( Id , AiStatus )

AiStatusにはステータスを格納する変数のアドレスを指定します。
AiStatusはビットごとに意味を持っているので、あるステータスの状態を調べるには対応するビットがONかOFFかを取得してください。

 

サンプリング回数

AioGetAiSamplingCount関数を実行して、入力されたサンプリング回数を取得します。

Ret = AioGetAiSamplingCount ( ID , AiSamplingCount )

AiSamplingCountにはサンプリング回数を格納する変数のアドレスを指定します。
RINGメモリ使用時、メモリをまたがる時に値は0に戻ります。

 

リピート回数

AioGetAiRepeatCount関数現在のリピート回数を取得します。

Ret = AioGetAiRepeatCount ( ID , AiRepeatCount )

AiRepeatCountにはリピート回数を格納する変数のアドレスを指定します。

 

停止トリガ入力時サンプリング回数

AioGetAiStopTriggerCount関数を実行して、停止トリガ入力時のサンプリング回数を取得します。

Ret = AioGetAiStopTriggerCount ( ID , AiStopTriggerCount )

AiStopTriggerCountにはサンプリング回数を格納する変数のアドレスを指定します。

 

転送回数

AioGetAiTransferCount関数を実行して、現在の転送回数を取得します。
この関数はユーザーバッファモードでのみ使用可能です。

Ret = AioGetAiTransferCount ( ID , AiTransferCount )

AiTransferCountには転送回数を格納する変数のアドレスを指定します。
メモリを上書きありで使用する場合、メモリをまたがる時に値は0に戻ります。

 

メモリ周回数

AioGetAiTransferLap関数を実行して、メモリの周回数を取得します。
この関数はユーザーバッファモードでのみ使用可能です。

Ret = AioGetAiTransferLap ( ID , Lap )

Lapには周回数を格納する変数のアドレスを指定します。

 

停止トリガ入力時転送回数

AioGetAiStopTriggerTransferCount関数を実行して、停止トリガ入力時の転送回数を取得します。
この関数はユーザーバッファモードでのみ使用可能です。

Ret = AioGetAiStopTriggerTransferCount ( ID , Count )

Countには転送回数を格納する変数のアドレスを指定します。