AioGetAiStopTriggerTransferCount

機能

停止トリガが入力された時の転送回数を取得します。
この関数はAioSetAiTransferMode関数で変換データ転送方式をユーザーバッファモードに設定した場合のみ使用できます。
変換データ転送方式がデバイスバッファの場合には使用できません。

Ret = AioGetAiStopTriggerTransferCount ( Id , Count )

Id [ C, C++： short ] [ Python： ctypes.c_short ]
AioInit 関数で取得したデバイスＩＤを指定します。

Count [ C, C++： long * ] [ Python： ctypes.POINTER(ctypes.c_long) ]
停止トリガが入力された転送回数を格納する変数のアドレスを指定します。

Ret [ C, C++： long ] [ Python： ctypes.c_long ]

戻り値	内容
0	正常終了
7	スタンバイモードから復帰したため、AioResetDevice関数を実行してください
10001	無効なIDが指定されました関数に指定するIDは、AioInitで取得したIDを使用してください。
10002	ドライバを呼び出せません始めにAioInit関数を実行しください。
12180	CountのポインタがNULLですパラメータには変数のアドレスを指定してください。
20001	使用しているデバイスではこの関数を使用することができません
20003	他のプロセスがデバイスを使用しているため、実行できません他のプロセスがデバイスを使用しているときは、マルチプロセス対応関数以外実行できません。

全てのデバイスでCount = 0

この関数を実行して得られる転送回数は、次回の停止トリガが入力して停止条件が成立すると上書きされます。

AioStartAiにより変換が開始されると、Countは自動的に０にリセットされます。

アナログ入力機能を持たないデバイスでは使用できません。
デバイス動作中での実行が可能です。

停止トリガ入力時の転送回数を取得します。

C, C++	long Ret; long Count; Ret = AioGetAiStopTriggerTransferCount ( Id , &Count );
Python	Ret = ctypes.c_long() Count = ctypes.c_long() Ret.value = caio.AioGetAiStopTriggerTransferCount ( Id , ctypes.byref(Count) )