AioSetDemoAi


機能

デモデバイスのアナログ入力値を設定する関数になります。

書式

Ret = AioSetDemoAi ( Id , AiChannelNum , AiChannel , AiData )

引数

Id [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
AioInit関数で取得したIDを指定します。

AiChannelNum [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
チャネル番号配列数を指定します。

AiChannel [ C, C++: short * ] [ Python: ctypes.POINTER(ctypes.c_short) ]
チャネル番号を格納した配列のアドレスを指定します。

AiData [ C, C++: float * ] [ Python: ctypes.POINTER(ctypes.c_float) ]
データを格納した配列のアドレスを指定します。

戻り値

Ret [ C, C++: long ] [ Python: ctypes.c_long ]

戻り値

内容

0

正常終了

10001

無効なIDが指定されました
関数に指定するIDは、AioInitで取得したIDを使用してください。

10002

ドライバを呼び出せません
始めにAioInit関数を実行しください。

18023

AiChannelまたはAiDataのポインタがNULLです

28020

AiChannelNumの値が使用しているデバイスの指定範囲外です

28021

AiChannelの値が使用しているデバイスの指定範囲外です

28022

AiDataの値が使用しているデバイスの指定範囲外です

28023

ドライバ内部エラーが発生しました

28024

波形タイプが固定値の場合にのみ使用できます

説明

デモデバイス専用関数です。

AioSetDemoAiType関数で、波形タイプが固定値(0)に指定した場合のみ、本関数が使用できます。
設定できる値はレンジ外も許可します。

AioGetAiRange関数で、設定されている入力レンジを確認できます。

なお、アナログ入力値の確認には、AioSingleAiEx関数や、AioMultiAiEx関数を利用してください。

使用例

0~7チャネルにアナログ入力値5Vを設定します。

C, C++

long Ret;
short AiChannel[8];
float AiData[8];
short i;
for( i = 0 ; i < 8 ; i++ ){
    AiChannel[i] = i;
    AiData[i] = 5.0;
}
Ret = AioSetDemoAi ( Id , 8 , &AiChannel[0] , &AiData[0] );
 

Python

Ret = ctypes.c_long()
AiChannelType = ctypes.c_short * 8
AiChannel = AiChannelType()
AiDataType = ctypes.c_float * 8
AiData = AiDataType()
for i in range(8):
    AiChannel[i] = i
    AiData[i] = 5.0
Ret.value = caio.AioSetDemoAi ( Id , 8 , AiChannel , AiData )
 

関連項目

AioSetDemoAiTypeAioGetAiRangeAioSingleAiExAioMultiAiEx