AioGetDemoAo


機能

デモデバイスのアナログ出力値を取得する関数になります。

書式

Ret = AioGetDemoAo ( Id , AoChannelNum , AoChannel , AoData )

引数

Id [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
AioInit関数で取得したIDを指定します。

AoChannelNum [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
チャネル番号配列数を指定します。

AoChannel [ C, C++: short * ] [ Python: ctypes.POINTER(ctypes.c_short) ]
チャネル番号を格納した配列のアドレスを指定します。

AoData [ C, C++: float * ] [ Python: ctypes.POINTER(ctypes.c_float) ]
データを格納する配列のアドレスを指定します。

戻り値

Ret [ C, C++: long ] [ Python: ctypes.c_long ]

戻り値

内容

0

正常終了

10001

無効なIDが指定されました
関数に指定するIDは、AioInitで取得したIDを使用してください。

10002

ドライバを呼び出せません
始めにAioInit関数を実行しください。

18002

AoChannelまたはAoDataのポインタがNULLです

28000

AoChannelNumの値が使用しているデバイスの指定範囲外です

28001

AoChannelの値が使用しているデバイスの指定範囲外です

28002

ドライバ内部エラーが発生しました

説明

デモデバイス専用関数です。

取得値は電圧または電流となります。

AioGetAoRange関数で、現在デモデバイスに設定されている出力レンジを確認できます。
出力レンジ設定を変更するには、AioSetAoRange関数、もしくは、AioSetAoRangeAll関数で設定レンジを変更することができます。

また、AioSingleAoEx関数や、AioMultiAoEx関数を使って、アナログ出力値を変更することができます。

使用例

0~7チャネルのアナログ出力値を取得します。

C, C++

long Ret;
short AoChannel[8];
float AoData[8];
short i;
for( i = 0 ; i < 8 ; i++ ){
    AoChannel[i] = i;
}
Ret = AioGetDemoAo ( Id , 8 , &AoChannel[0] , &AoData[0] );
 

Python

Ret = ctypes.c_long()
AoChannelType = ctypes.c_short * 8
AoChannel = AoChannelType()
AoDataType = ctypes.c_float * 8
AoData = AoDataType()
for i in range(8):
    AoChannel[i] = i
Ret.value = caio.AioGetDemoAo ( Id , 8 , AoChannel , AoData )
 

関連項目

 AioGetAoRangeAioSetAoRangeAioSetAoRangeAllAioSingleAoExAioMultiAoEx