DncWriteFileにおける基本的な使い方を説明します。
フォームへの配置方法や、プロパティの設定方法等は、DAQ-DNC使用方法をご覧ください。
また、DncWriteFileを利用したサンプルもご用意しておりますのでそちらも参照ください。
■DncDaq連携時
・DncDaq入力タスクにおいて、データ連携先をDncWriteFileとしている場合にDncDaqデータをファイル保存することが可能です。
・DncDaqにおいて、データ取得するデバイス、取得方法/タイミング、データ表示したいch数を設定ください。
・DncDaq設定後、DncWriteFileにおいてタスク設定反映を実行ください。
・DncDaqと連携している場合は、入力タスクが実行されるたびに、ファイルをOpenし書き込み完了したタイミングでCloseします。
■メソッド使用時
・メソッド及びプロパティから計測データを保存する手順を以下に示します。
①データを保存するファイル名を指定します。
②データに書き込むカラム数を指定します。
③Openメソッドを用いて、ファイルを書き込む状態にします。
④WriteLineDataメソッドを用いて、書き込みたいデータを追記していきます。
データは1次元配列で指定します。
※この際、②で指定したカラム数以上のデータは無視されます。
■データイメージ
上記データで、ColumnNumが3、FirstColumnTypeがタイムスタンプの場合、以下の行が追記されます。
追加行イメージ:20220328,ch00データ,ch01データ,ch02データ
⑤Closeメソッドを用いて、ファイル書き込みを完了します。
・WriteModeで上書きを選択した場合は、書き込んだ内容でファイル全体が上書きされ、追加を選択した場合は行が追加されていきます。
・ファイルに書き込んだデータが反映されるのは、Closeメソッドを実行した際ですが、FlushModeが有効な場合は書き込む度に反映されます。