当社デバイスよりボタンクリックタイミングで、テキストボックスに入力された値でデジタル出力(ビット0)する例を示します。
本設定例では、フォームに以下のコンポーネントが配置されていることを前提とします。
*DncDaq以外はデフォルト設定を使用しています。
①デバイス設定にてDIO000を登録します。
②タイミング設定にて、ボタンクリック時を設定します。
③出力タスク設定にて、②で設定したタイミングでデバイスにテキストボックスの値に応じた出力する設定をしまます。
④Visual Studioで、ビルド実行します。
Windowsフォームアプリケーション上に、dncTextBoxと、dncButton表示
①DncDaqプロパティ画面のデバイス設定にて「DIO000」を選択します。
本例では、"Demo Device"を選択しています。
選択デバイスによっては、デジタルフィルタ設定もできます。
②タイミング設定にて、ボタンクリック時を設定します
・種類にて、「dncButton1」を選択します。
* フォームに配置されているDncButton名称がリストに表示されます。
③出力タスク設定にて、②で設定したタイミングでデバイスにテキストボックスの値に応じた出力する設定をしまます。
・デバイスにて、①で設定したデバイス名を設定します。
・アクセスタイプにて DigitalBit(1bit分の入力)を指定し、入力欄で「0」を指定します。
・出力元でフォームに追加していた dncTextBox1 を選択し、タイミングには②で設定したTiming_00を選択します。
④④Visual
Studioで、ビルド実行します。
ビルドして実行し、以下の動作を確かめ下さい。
・TextBoxに0を入れて、ボタンをクリック ⇒ ビット0出力が OFF となる。
・TextBoxに1を入れて、ボタンをクリック
⇒ ビット0出力が ON となる。
今回の設定では、ビット0目に出力データを連携していましたが、以下のような形で設定変更が可能です。
・1ポート(1バイト)分のデータを連携したい
⇒ dncDAQプロパティ画面のタスク出力設定にて、「アクセスタイプ:DigitalPort」を選択ください。
・ビット0~3のデータを連携したい ⇒
dncDAQプロパティ画面のタスク出力設定にて、「入力欄:0-3」を指定下さい。
・1秒毎にデータ連携したい ⇒
dncDAQプロパティ画面のタイミング設定にて、「種類:Timer」を選択し、1秒周期を設定ください。
上記の設定は、デザイナモードでの画面表示だけでなく、アプリ起動中にも画面表示し設定変更が可能です。
* 詳細は、プロパティ画面の表示を参照ください。
DncDaqはデフォルトでアプリケーション起動時に自動初期化を実行する設定になっています。
初期化に失敗した場合は、再度プロパティ設定パネルが表示されます。 初期化に失敗する要因としては、存在しないデバイスを参照しようとしていたり、タスク設定に登録していたコンポーネントが見つからない場合が考えれます。
詳細は、「アプリ起動時にプロパティ画面が表示されます。(Initが失敗します。)」を参照ください。
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