カウンタ入力例(レベル連携)


当社デバイスより1秒毎に、CH0のカウント値を取得して、レベルメータに表示する例を示します。

本設定例では、フォームに以下のコンポーネントが配置されていることを前提とします。

*DncDaq以外はデフォルト設定を使用しています。

 ・DncDaq概要

 ・DncLevel概要


■設定内容

①デバイス設定にてCNT000を登録します。
②タイミング設定にて、1秒周期を設定します。
③入力タスクにて、②で設定したタイミングでデバイスのデータをLevelに連携します。
④Visual Studioで、ビルド実行します。

 

■実行画面イメージ

  Windowsフォームアプリケーション上に、DncLevel表示
  

 

■設定例

①DncDaqプロパティ画面のデバイス設定にて「CNT000」を選択します。
  接続しているカウンタ信号に合わせて、「外部信号源」や、「入力相数」を選択してください。

 

  ※本例では、"CNT24-4(PCI)H"を選択しています。

   "CNT24-4(PCI)H"の場合、信号コネクタが2箇所あります。

   製品のブラケット上のコネクタCN1に信号を接続する際は、「外部信号源=フォトカプラ絶縁」を選択してください。

   製品の電子部品実装面にあるコネクタCN2に信号を接続する際は、「外部信号源=TTL」を選択Kしてください。
 

  

②タイミング設定にて、1秒周期を設定します。
   ・種類にて、「Timer」を選択し、時間間隔(ms)で100msecを指定します。
 

 

③入力タスクにて、②で設定したタイミングでデバイスのデータをLevelに連携します。
  ・デバイスにて、①で設定したデバイス名を設定します。
  ・アクセスタイプにて Countを指定し、入力欄で「0」を指定します。
  ・入力先でフォームに追加していた DncLevel1 を選択し、タイミングには②で設定したTiming_00を選択します。
 

   

④Visual Studioで、ビルド実行します。
  ・ビルドして実行し、CH0のカウント値が1秒毎にレベルメーターに表示更新されていることを確認下さい。  
  

 

 

 

DncDaq Init処理(初期化処理)が失敗する場合

DncDaqはデフォルトでアプリケーション起動時に自動初期化を実行する設定になっています。

 

初期化に失敗した場合は、再度プロパティ設定パネルが表示されます。

初期化に失敗する要因としては、存在しないデバイスを参照しようとしていたり、タスク設定に登録していたコンポーネントが見つからない場合が考えれます。

 

詳細は、「アプリ起動時にプロパティ画面が表示されます。(Initが失敗します。」を参照ください。