COMポート番号設定ユーティリティ

COMポート番号設定ユーティリティは、CONTEC製シリアルデバイスのCOMポート番号を設定するためのツールです。

1CHのみのデバイスの場合、デバイスマネージャーからでもCOMポートの確認や変更ができます。
しかしながら、複数CHをもつデバイスの場合、デバイス上のどのCH番号(コネクタ番号)が、どのCOMポートになっているかを確認することが必要になります。

COMポート番号設定ユーティリティを使えば、CH番号とCOMポート番号とを、デバイス別に一覧で確認できます。
また、各CHのCOMポート番号を変更したり、COMポート番号を昇順/降順に一括設定することもできます。

メディアコンバータ、および、CONPROSYS nanoは、「COMポート番号設定ユーティリティ」を利用して、COMポートの番号を再割り当てできません。

 

 

 

ファイル構成

CComUtility:COMポート番号設定ユーティリティの実行ファイルおよび各言語のリソースファイルになります。

 

フォルダ構成

  \Utility

  |

  +--\CComUtility

     |

     +--\CComUtility  実行ファイルおよびリソースファイル

     |  |

     |  +--\ja          日本語リソースファイル (*1)

     |  |

     |  +--\zh          中国語リソースファイル (*1)

 

*1: CComUtilityのjaおよびzhフォルダは名前の変更や移動を行わないでください。
  名前の変更や移動を行った場合、CONTEC COMポート番号設定ユーティリティが英語表記となります。

 

外観

 

ツールバー

ツールバー

名称

説明

検索ボタン

実装済みCONTEC製シリアル通信デバイスを表示します。

非表示のCOMデバイスを削除ボタン

デバイスマネージャーで非表示となっているCOMデバイスを削除します。

ヘルプボタン

 

 

操作説明

1."検索ボタン"をクリックすると実装済みのCONTEC製シリアル通信デバイスがリスト表示されます。
 デバイス名とデバイスIDを参照し、設定したいシリアル通信デバイスをクリックします。

2.選択したデバイスに設定されている各ChのCOMポート番号が表示されます。
 ウィンドウのタイトルバーに、選択したシリアル通信デバイスのデバイス名称と、デバイスIDが表示されます。

 ウィンドウ内に、各CHに対するCOMポート番号の一覧が表示されます。

COM-8C-LPEを選択した例:

 

3.各CHに対するCOMポート番号は、コンボボックスとなっています。
 コンボボックスを選択すると、選択可能なCOM番号のリストが表示され、希望するCOMポート番号を選択することができます。

COM-8C-LPEのCH1のコンボボックスを選択した例:

4."昇順"ボタンをクリックすると、昇順でCOMポート番号を並び替えることができます。
 "降順"ボタンをクリックすると、降順でCOMポート番号を並び替えることができます。

COM-8C-LPEを選択した例:
 

5."OK"ボタンをクリックすると、COMポート設定が保存されウインドウが閉じます。
 保存されたCOMポート設定をOSへ反映するには、PCを再起動ください。

 "キャンセル"ボタンをクリックすると、COMポート設定は保存されずにウインドウが閉じます。