RS-485の半二重通信で使用するには、以下の操作が必要となります。
・デバイス上のディップスイッチの設定(ハード設定)
デバイス上のディップスイッチについては、各デバイスの解説書を参照ください。
・利用するソフトウェア上でRTS制御の設定(ソフト設定)
汎用パッケージソフトウェアを利用する場合は、汎用パッケージソフトウェアの開発元に、お問い合わせください。
COM-DRV(WDM)では、デバイスマネージャー>ポート (COM と LPT)>プロパティを開き、ポートの設定>詳細設定から「半二重設定(A)」のチェックボックスをオンにすることができます。
その後OSを再起動すると、RTS出力信号が自動的に制御されるようになり、そのCOMポートは半二重通信が可能となります。
利用する汎用パッケージソフトウェアによっては、通信パラメータが再設定されるため、デバイスマネージャー上の設定内容が反映されない場合があります。
しかしながら、汎用パッケージソフトウェア上にRTS制御を行う方法がない場合は、一度お試しください。
[プロパティ設定 / 詳細設定例] ※利用デバイスによって表示が異なります。
アプリケーションソフトウェアを開発する場合は、利用する開発言語に固有の半二重設定が準備されている場合があります。
各言語別に設定例を、ご紹介致します。
Visual Basic .NET/ Visual C# (.NET8、.NET Framework)