メディアコンバータのインストール

メディアコンバータは、有線LANを介してRS-232C/422の機器を制御するためのモジュールです。

メディアコンバータは、3つの動作モードがあります。

仮想COMモードで、仮想COMポートを利用する際は、以下のメディアコンバータの実装手続きが必要です。
また、使用するメディアコンバータのCOMポート数だけ、以下1~10の手順を繰り返してください。

なお、仮想COMモード以外のモードを利用する場合は、「メディアコンバータの実装」は行う必要がありません。

メディアコンバータの実装

  1. メディアコンバータ デバイスは、LANケーブル接続時に、デバイスを自動認識しません。
    このため、デバイスマネージャー上で、[レガシ ハードウェアの追加]操作が事前に必要です。

    デバイスマネージャーを起動し、ツリー表示最上部のPC名を選択します。
    メニューから、[操作(A)]-[レガシ ハードウェアの追加(L)]を選択します。

  2. 「ハードウェアの追加ウィザードの開始」ダイアログが表示されます。
    [次へ(N) >]をクリックします。

  3. 「ウィザードで、ほかのハードウェアをインストールできます」ダイアログが表示されます。
    [一覧から選択したハードウェアをインストールする(M)]を選択し、[次へ(N) >]をクリックします。

  4. 「次の一覧からインストールするハードウェアの種類を選択してください」ダイアログが表示されます。
    一覧から[ポート (COMとLPT)]を選択し、[次へ(N) >]をクリックします。

    一覧に[CONTEC Devices]が表示されていない場合、[すべてのデバイスを表示]を選択して、[次へ(N) >]をクリックします。
    デバイスの一覧が表示されたら[製造元]で[CONTEC]を選択してください。


  5. 「このハードウェアのためにインストールするデバイスドライバーを選択してください」ダイアログが表示されます。
    左枠内の[製造元]一覧内で"CONTEC Co,.Ltd."を選択すると、右枠内の[モデル]一覧が表示更新されます。

  6. 右枠内の[モデル]一覧で、[F&eIT Virtual COM Port]を選択し、[次へ(N) >]をクリックします。

  7. 「ハードウェアの追加ウィザードの完了」ダイアログが表示されます。
    [完了]をクリックすると、メディアコンバータ デバイスのインストールが完了します。
    この際、スタートアップフォルダに、仮想COMサーバーが自動的に登録されます。

  8. デバイスに電源ケーブルを接続し、デバイスを起動します。
    接続方法の詳細は、各ハードウェアデバイスのリファレンスマニュアルを参照してください。

  9. OSを起動したまま、PCとデバイスをLANケーブルで接続します。
    接続方法の詳細は、各ハードウェアデバイスのリファレンスマニュアルを参照してください。

  10. メディアコンバータ デバイスを使用する前に、COMポートの確認と変更を行ってください。