最初にどの相手機器にトリガ(GET)を実行するかアドレス設定を行ってからトリガの実行を行います。
送受信関数でイクウィップメントIDを使用した場合はID自体が相手機器のアドレス情報をもっているためアドレス設定を行わずにトリガの実行が行えます。
デバイスIDを使用した場合はIDがアドレス情報を持っていないためGpibSetAddrInfo関数でアドレス情報を設定する必要があります。
使用例:
○イクウィップメントIDを使用時 |
Ret = GpibSendTrigger ( EqpId ); // 指定したイクウィップメントIDの機器にGETを実行 |
○デバイスIDを使用時 |
short Talker, ListenerArray[15]; Talker = -1; ListenerArray[0] = 1; // アドレス1を設定 ListenerArray[1] = 2; // アドレス2を設定 ListenerArray[2] = -1; // 終端「-1」を指定(リスナ配列の最後には必ず入力してください) Ret = GpibSetAddrInfo ( DevId, Talker, ListenerArray ); // アドレスを設定 Ret = GpibSendTrigger ( DevId ); // 指定スレーブ機器にGETを実行 |