GpibSPollAll

機能

設定したアドレスにシリアルポールを行います。

書式

Ret = GpibSPollAll ( Id, AddrArray, StbArray, SrqArray )

引数

Id [ VB.NET: Short ][ C, C++: short ][ C#: short ]

DevIDまたはEqpIDを指定します。

どちらを指定しても動作は変わりません。

AddrArray [ VB.NET: Short() ][ C, C++: short * ][ C#: ref short[] ]

シリアルポールを行うスレーブ機器のアドレスを配列で設定します。

0 ～ 30	スレーブ機器のアドレス
-1	配列の末尾に必ず使用してください

StbArray [ VB.NET: Short() ][ C, C++: short * ][ C#: ref short[] ]

ステータスバイトを配列で取得します。

0 ～ 255

ステータスバイト

SrqArray [ VB.NET: Short() ][ C, C++: short * ][ C#: ref short[] ]

SRQラインが有効か無効か配列で取得します。

0	SRQが無効
0以外	SRQが有効

戻り値

Ret [ VB.NET: Integer ][ C, C++: long ][ C#: int ]

0	正常終了
10001	無効なIDが指定された
10002	ドライバを呼び出せません
12152	AddrArrayの要素がNULLポインタです
12162	AddrArrayがNULLポインタです
12163	StbArrayがNULLポインタです
12164	SrqArrayがNULLポインタです
22173	デバイスがスレーブ（非コントローラ）の時に、マスタ（コントローラ）用の関数を実行しました
22192	強制終了キーによる終了
22194	タイムアウト
22195	接続機器なし（GPIBエラー）
22197	他のプロセスが使用中

初期値

なし

説明

使用例

アドレス１のスレーブ機器アドレス２のスレーブ機器にシリアルポールを実行し、正常終了の場合にSRQを発見したアドレスとステータスバイトを出力します。

C言語

short AddrArray[15], StbArray[15], SrqArray[15], i, k;

AddrArray[0] = 1;

AddrArray[1] = 2;

AddrArray[2] = -1;

Ret = GpibSPollAll ( Id, AddrArray, StbArray, SrqArray );

if ( Ret == 0 ) {

i = 0;

k = 0;

while ( AddrArray[i] != -1 ) {

if ( SrqArray [i] != 0 ) {

Printf ( "%ld\n", AddrArray[i] );

Printf ( "%ld\n", StbArray[i] );

k++;

}

i++;

}

if ( k == 0)

Printf ( "No SRQ\n" );

}