GpibResetPPoll


機能

相手機器のパラレルポールの応答ラインを設定します。

書式

Ret = GpibResetPPoll (  Id, AddrArray )

引数

Id [ VB.NET: Short ][ C, C++: short ][ C#: short ]

DevIDまたはEqpIDを指定します。

どちらを指定しても動作は変わりません。

 

AddrArray [ VB.NET: Short() ][ C, C++: short * ][ C#: short[] ]

パラレルポールを行うスレーブ機器のアドレスを配列で設定します。(最大31機器)

 

0 ~ 30

スレーブ機器のアドレス

-1

配列の末尾に必ず使用してください

二次アドレスを使用する場合は一次アドレスの上位側に96~126(60H~7EH)に相当する値をORしてください)

戻り値

Ret [ VB.NET: Integer ][ C, C++: long ][ C#: int ]

 

0

正常終了

10001

無効なIDが指定された

10002

ドライバを呼び出せません

12352

AddrArrayの要素が設定範囲外です または、要素が32より多いです

12362

AddrArrayがNULLポインタです

22373

デバイスがスレーブ(非コントローラ)の時に、マスタ(コントローラ)用の関数を実行しました

初期値

なし

説明

 

使用例

一次アドレス1の機器と一次アドレス2の機器と一次アドレス3の機器と一次アドレス4の機器の設定を解除します。

C言語

short AddrArray[9];

AddrArray[0] = 1;

AddrArray[1] = 2;

AddrArray[2] = 3;

AddrArray[3] = 4;

AddrArray[4] = -1;

Ret = GpibResetPPoll ( Id, AddrArray );

一次アドレス1,二次アドレス96(60H)の機器と一次アドレス2,二次アドレス126(7EH)の機器と一次アドレス3,二次アドレス96(60H)の機器と一次アドレス4,二次アドレス126(7EH)の機器の設定を解除します。

C言語

short AddrArray[9];

AddrArray[0] = 1 + 0x6000;

AddrArray[1] = 2 + 0x7e00;

AddrArray[2] = 3 + 0x6000;

AddrArray[3] = 4 + 0x7e00;

AddrArray[4] = -1;

Ret = GpibResetPPoll ( Id, AddrArray );

関連項目

GpibSetPPoll, GpibGetPPoll, GpibPPoll