TimInit


機能

初期化を行います。

書式

Ret = TimInit(DeviceName, ProductName)

引数

DeviceName [ VB.NET: String ] [ C, C++: char * ] [ C#: out string ]

デバイス名文字列を格納するバッファの先頭アドレスを指定します。文字列の長さは、最大256文字です。

空文字列を指定した場合は、使用するデバイスを自動的に決定します。

特定デバイスのオンボードシステムタイマを使用されたい場合は、デバイス名を指定してください。

オンボードシステムタイマが使用できる場合は、使用するデバイスのデバイス名が格納されます。

 

ProductName [ VB.NET: String ] [ C, C++: char * ] [ C#: out string ]

製品名文字列を格納するバッファの先頭アドレスを指定します。文字列の長さは、最大256文字です。

オンボードシステムタイマ使用時は、ボード名もしくはカード名が格納されます。

システムタイマ使用時は、"SYSTEM TIMER"を返します。

戻り値

Ret [ VB.NET: Integer ] [ C, C++: long ] [ C#: int ]

定義

戻り値

内容

TIM_ERR_SUCCESS

0

正常終了

TIM_ERR_DLL_BUFF_ADDRESS

10100

データバッファアドレスが不正です。

バッファのアドレスがNULL(0)です。アプリケーションのソースコードを確認してください。

TIM_ERR_DLL_CALL_DRIVER

10002

ドライバを呼び出せません(デバイスI/Oコントロールに失敗)。

TIM_ERR_DLL_NOT_FIND_DEVICE

10051

利用可能なデバイスが見つかりません。

TIM_ERR_SYS_NOT_SUPPORTED

20001

 このデバイスではこの関数は使用できません。

その他のエラー:(参照:エラーコード詳細

初期値

なし

説明

TimInitが正常終了した後、TimExitが呼び出されるまで、各機能関数が使用できます。

参照

TimExit