ステップ8:開始条件の設定

サンプリング開始条件は、以下の表の中から選択する事ができます。
サンプリング開始と停止の制御は独立しており、それぞれ個別に設定することができます。

ソフトウェア

外部トリガ立ち上がり

外部トリガ立ち下がり

レベル比較

インレンジ比較

アウトレンジ比較

イベントコントローラ出力

 

ソフトウェア

設定したサンプリング条件で変換開始関数(AioStartAi)実行直後にサンプリングを開始し、変換データをメモリに格納していきます。

外部トリガ立ち上がり/立ち下り

変換開始関数(AioStartAi)実行後、外部制御信号待ちの状態になります。
あらかじめ設定したエッジ方向の外部制御信号(TTL)が入力されるとサンプリングを開始し、変換データをメモリに格納していきます。

 

レベル比較/インレンジ比較/アウトレンジ比較

変換開始関数(AioStartAi)実行後、あらかじめ設定した比較レベルの値と指定したチャネルのアナログ信号の大きさを比較します。
それぞれ、比較条件に一致すると変換データの格納を開始します。

イベントコントローラ出力

イベントコントローラからの出力信号を開始条件として、変換データの格納を開始します。
イベントコントローラ
に関するチュートリアルを参照してください。


開始条件の設定はAioSetAiStartTrigger関数を使用します。

Ret = AioSetAiStartTrigger ( Id , AiStartTrigger )

AiStartTriggerに設定する値と意味は以下のようになります。

0

ソフトウェア

1

外部トリガ立ち上がり

2

外部トリガ立ち下がり

3

レベル比較

4

インレンジ比較

5

アウトレンジ比較

10

イベントコントローラ出力

デバイスにより設定できる値は異なります。
AioSetAiStartTrigger関数のデバイス別仕様を参照してください。

開始条件としてレベル比較を使用する場合、レベル比較開始条件の設定を行ってください。