サンプリング停止条件は、以下の表の中から選択する事ができます。
サンプリング開始と停止の制御は独立しており、それぞれ個別に設定することができます。
設定回数変換終了 |
外部トリガ立ち上がり |
外部トリガ立ち下がり |
レベル比較 |
コマンド(AioStopAi ) |
インレンジ比較 |
アウトレンジ比較 |
イベントコントローラ出力 |
設定回数変換終了
指定したサンプリング回数分の変換データをメモリに格納すると、自動的にサンプリングが停止します。
この停止条件を使用する場合、AioSetAiStopTimes関数でサンプリング回数を設定します。
外部トリガ立ち上がり/立ち下り
サンプリング開始後、外部制御信号待ちの状態になります。
あらかじめ設定したエッジ方向の外部制御信号が入力されるとサンプリングを停止します。
レベル比較/インレンジ比較/アウトレンジ比較
サンプリング開始後、あらかじめ設定した比較レベルの値と指定したチャネルのアナログ信号の大きさを比較します。
それぞれ、条件に一致するとサンプリングを停止します。
コマンド停止
無限にサンプリングを継続するモードです。
サンプリング動作は、AioStopAi関数が実行されるかエラー発生により停止します。
イベントコントローラ出力
イベントコントローラからの出力信号を停止条件として、変換を停止します。
イベントコントローラに関するチュートリアルを参照してください。
AioSetAiStopTrigger関数を使用して、変換の停止条件を設定します。
Ret = AioSetAiStopTrigger ( Id , AiStopTrigger )
AiStopTriggerに設定する値と意味は以下のようになります。
0 |
設定回数変換終了 |
1 |
外部トリガ立ち上がり |
2 |
外部トリガ立ち下がり |
3 |
レベル比較 |
4 |
コマンド(AioStopAi ) |
デバイスにより設定できる値は異なります。
AioSetAiStopTrigger関数のデバイス別仕様を参照してください。
停止条件としてレベル比較を使用する場合、レベル比較停止条件の設定を行ってください。
複数チャネルの変換を行っている場合、外部トリガが入力された時点のサンプリングですべてのチャネルの変換が終了してからサンプリングが停止します。