モジュール式 USBI/Oユニットのインストール

インストール手順

  1. ハードウェアを実装する前に、デバイスドライバのインストールを行ってください。
    すでにデバイスドライバのインストールを行っている場合は、2へ進んでください。

    1-1. ダウンロードしたファイルを、適当な場所で展開します。
    1-2. 以下フォルダーのSetup.exeを実行して、デバイスドライバをインストールします。

    Windows10, 11, Server2016, Server2019, Server2022 の場合

    <展開先フォルダー>\INF\WDM\***_ForWin10\Setup.exe

    ※ ***はAIO、DIO、CNTなどのドライバカテゴリ名です。


    以下、API-AIO(WDM)のインストール画面です。



    [次へ]をクリックします。



    使用許諾契約に同意し、[次へ]をクリックします。



    セットアップの完了時、インストールされたデバイスドライバのバージョンが表示されます。

  2. デバイスマネージャーを起動し、ツリー表示最上部のPC名を選択します。
    メニューから、[レガシ ハードウェアの追加]を選択します。





    [次へ]をクリックします。



    [一覧から選択したハードウェアをインストールする]を選択し、[次へ]をクリックします。



    一覧から[CONTEC Devices]を選択し、[次へ]をクリックします。

    ※一覧に[CONTEC Devices]が表示されていない場合、[すべてのデバイスを表示]を選択して次へ進み、
     デバイスの一覧が表示されたら[製造元]で[CONTEC]を選択してください。




    一覧から[*** ***-USB-MODULE1]を選択し、[次へ]をクリックします。

    ※ ***はAIO、DIOなどのドライバカテゴリ名です。



    最後にこの画面が表示され、インストール完了です。

  3. デバイス名の設定と確認

    デバイス名の設定と確認は、デバイスマネージャー上から実施頂けます。
    インストールしたデバイスは、CONTEC Devicesツリー下に登録されています。

    インストールしたデバイスをデバイスツリー上で選択し、右クリックでするとプルダウンメニューが表示されます。

    プルダウンメニューから、プロパティをクリックしてください。


    プロパティをクリックすると、プロパティ画面が表示されます。
    プロパティ画面内で、共通設定タブを選択すると、以下のような画面が表示されます。

    最初に表示されているデバイス名は初期値です。
    必要に応じてデバイス名を変更し、[OK]をクリックしてください。

    ※ デバイス名は、複数のデバイス間で重複しないように決定してください。
    ※ Unit IDには、設定スイッチの値が表示されます。

 ここで指定したデバイス名は、後のプログラミング時に必要になります。
 プログラムからのアクセス例を、以下に示します。

デバイス構成例

プログラムからのアクセス方法

カプラユニット:CC-USB271-CPSN4 x 1台

I/Oモジュール: CPSN-DO-08BL x 2台

各々のCPSN-DO-08BLに、異なるデバイス名"DIOxxxx"を割り振ります。(例:1台目"DIO000"、2台目"DIO001")
このデバイス名を使って、DioInit() および DioOutByte()を使ってデータを出力をします。

CPSN-DO-08BLは、デジタル出力機能が1ポートのみ搭載されているデバイスです。
このため、DioOutByte()の第2引数の PortNoは、常に0となります。

 1台目CPSN-DO-08BL  : DIO000、PortNo=0
 2台目CPSN-DO-08BL  : DIO001、PortNo=0

カプラユニット:CC-USB271-CPSN4 x 1台

I/Oモジュール:CPSN-DI-16BCL x 2台

各々のCPSN-DI-16BCLに、異なるデバイス名"DIOxxxx"を割り振ります。(例:1台目"DIO000"、2台目"DIO001")
このデバイス名を使って、DioInit() および DioInpByte()を使ってデータを読み込みをします。

CPSN-DI-16BCLは、デジタル入力機能が2ポート搭載されているデバイスです。
このため、DioInpByte()の第2引数の PortNoは、0 もしくは、1を指定します。

 1台目CPSN-DI-16BCL : DIO000、PortNo=0(または、1)
 2台目CPSN-DI-16BCL : DIO001、PortNo=0(または、1)

 

■インストール時の注意事項

一つのソフトウェアにつき、モデルは一回だけ登録してください。
I/Oモジュールの台数に応じて、複数回実施する必要はありません。

例: 『CPSN-DI-08L』と『CPSN-DO-08L』のI/Oモジュールを接続した場合、
     『DIO DIO-USB-MODULE1』を一度登録した後、再度『DIO DIO-USB-MODULE1』を登録する必要はありません。