■機能 与えられた4バイトバイナリデータ(IEEE形式)をFloat(Single)値に変換します。
■書式
(VB.NET用)
Dim Ret As Integer
Dim Str(4) As Byte
Dim FltData As Single
Ret = GpCnvCvs(Str, FltData)
(C言語用)
DWORD Ret;
BYTE Str[4];
float FltData;
Ret = GpCnvCvs(Str, &FltData);
(C#用)
uint Ret;
byte[] Str = new byte[4];
float FltData;
Ret = gpib.CnvCvs(Str, out FltData);
■モード マスタモード/スレーブモード
■引数
Str : 変換するバイナリデータ配列
機器等から受け取ったIEEE形式の単精度浮動小数を表す4バイトバイナリデータを指定します。
FltData : (出力)変換したFloat値(VBではSingle値)
Ret : 終了情報(戻り値)
0 : 正常終了
(詳細は「戻り値一覧」参照)
■補足
①この関数に与えられるバイナリデータは以下の条件を満たしている必要があります。
IEEE形式の単精度浮動小数を表すバイナリデータであること。
最低でも4バイトあること。4バイト未満の場合、動作は保証されません。
②関数の実行で変換されるデータは4バイトのみです。先頭から5バイト以上のデータは無視されます。
③デフォルトでは4バイトデータのうち、1バイト目のデータに符号ビットがあるものとして変換します。
4バイト目のデータに符号ビットがあるものとして変換したい場合にはCnvCvSettingsを実行してください。
④この関数はGpIni関数をコールしていなくても使用することができます。
⑤この関数はQuickBasicのCVS関数とほぼ同等の機能を提供します。