GpCnvCvi

使用可能ボード

■機能      与えられた2バイトバイナリデータをshort(Integer)値に変換します。

■書式       

(VB.NET用)

Dim Ret As Integer

Dim Str(2) As Byte

Dim ShtData As Short

Ret = GpCnvCvi(Str, ShtData)

(C言語用)

DWORD Ret;

BYTE Str[2];

short ShtData;

Ret = GpCnvCvi(Str, &ShtData);

(C#用)

uint Ret;

byte[] Str = new byte[2];

short ShtData;

Ret = gpib.CnvCvi(Str, out ShtData);

(Python用)

Ret = ctypes.c_ulong()

Str = (ctypes.c_ubyte * 2)()

ShtData = ctypes.c_short()

Ret.value = GpibPy.GpCnvCvi(Str, ctypes.byref(ShtData))

■モード     マスタモード/スレーブモード

■引数

Str       :   変換するバイナリデータ配列

機器等から受け取った2バイトバイナリデータを指定します。

ShtData   :   (出力)変換したshort値(VBではInteger値)

Ret           :   終了情報(戻り値)

0   :   正常終了

(詳細は「戻り値一覧」参照)

■補足

①この関数に与えられるバイナリデータは以下の条件を満たしている必要があります。

• 最低でも2バイトあること。2バイト未満の場合、動作は保証されません。

②関数の実行で変換されるデータは2バイトのみです。先頭から3バイト以上のデータは無視されます。

③デフォルトでは2バイトデータのうち、1バイト目のデータに符号ビットがあるものとして変換します。
2バイト目のデータに符号ビットがあるものとして変換したい場合にはCnvCvSettingsを実行してください

④この関数はGpIni関数をコールしていなくても使用することができます。

⑤この関数はQuickBasicのCVI関数とほぼ同等の機能を提供します。