■機能 与えられた8バイトバイナリデータ(IEEE形式)をdouble(Double)値に変換します。
■書式
(VB.NET用)
Dim Ret As Integer
Dim Str(8) As Byte
Dim DblData As Double
Ret = GpCnvCvd(Str, DblData)
(C言語用)
DWORD Ret;
BYTE Str[8];
double DblData;
Ret = GpCnvCvd(Str, &DblData);
(C#用)
uint Ret;
byte[] Str = new byte[8];
double DblData;
Ret = gpib.CnvCvd(Str, out DblData);
(Python用)
Ret = ctypes.c_ulong()
Str = (ctypes.c_ubyte * 8)()
DblData = ctypes.c_double()
Ret.value = GpibPy.GpCnvCvd(Str, ctypes.byref(DblData))
■モード マスタモード/スレーブモード
■引数
Str : 変換するバイナリデータ配列
機器等から受け取ったIEEE形式の倍精度浮動小数を表す8バイトバイナリデータを指定します。
DblData : (出力)変換したdouble値(VBではDouble値)
Ret : 終了情報(戻り値)
0 : 正常終了
(詳細は「戻り値一覧」参照)
■補足
①この関数に与えられるバイナリデータは以下の条件を満たしている必要があります。
IEEE形式の倍精度浮動小数を表すバイナリデータであること。
最低でも8バイトあること。8バイト未満の場合、動作は保証されません。
②関数の実行で変換されるデータは8バイトのみです。先頭から9バイト以上のデータは無視されます。
③デフォルトでは8バイトデータのうち、1バイト目のデータに符号ビットがあるものとして変換します。
8バイト目のデータに符号ビットがあるものとして変換したい場合にはCnvCvSettingsを実行してください。
④この関数はGpIni関数をコールしていなくても使用することができます。
⑤この関数はQuickBasicのCVD関数とほぼ同等の機能を提供します。