■機能 与えられたアスキー文字列をFloat値(VBではSingle値)に変換します。
■書式
(VB.NET用)
Dim Ret As Integer
Dim Str As String
Dim FltData As Single
Ret = GpCnvStrToFlt(Str, FltData)
(C言語用)
DWORD Ret;
char *Str;
float FltData;
Ret = GpCnvStrToFlt(Str, &FltData);
(C#用)
uint Ret;
string Str;
float FltData;
Ret = gpib.CnvStrToFlt(Str, out FltData);
(Python用)
Ret = ctypes.c_ulong()
Str = ctypes.create_string_buffer(xxxx) # (xxxxは文字列の長さを指定)
FltData = ctypes.c_float()
Ret.value = GpibPy.GpCnvStrToFlt(Str, ctypes.byref(FltData))
■モード マスタモード/スレーブモード
■引数
Str : 変換する文字列
Float値(VBではSingle値)に変換する文字列を指定します。
この文字列にはヘッダが含まれていても問題ありません。
また、大文字・小文字は同一文字として判断します。
FltData : 変換したFloat値(VBではSingle値、戻り値)
Ret : 終了情報(戻り値)
0 : 正常終了
255 : パラメータエラー
(詳細は「戻り値一覧」参照)
■補足
①この関数は以下の条件で変換を行います。
「<ヘッダ>+<数値を示す文字列>」または 「<数値を示す文字列>」がある場合
データブロックに対しての条件の詳細はGpCnvStrToDbl()の補足を参照してください。
②この関数はGpIni()をコールしていなくても使用することができます。
③GpCnvSettings関数でヘッダ等を設定した場合、それを取り除いた上で①の条件が適用されます。
④変換する文字列の長さの上限は256バイトです。